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アップルがトムトムにマップの修正を依頼

Appleはマップアプリの改良にあたり、TomTomに協力を求めていると言われている。

ブルームバーグの報道によると、上級副社長のエディ・キュー氏は「デジタル地図プロバ​​イダーのトムトムに対し、アップルと共有しているランドマークとナビゲーションのデータを修正するよう促している」という。

TomTom だけを取り上げるのは不公平に思えます。なぜなら同社は Apple マップの興味のある地点 (POI) データの主な情報源ではないからです。そのデータは現在 Yelp を含むいくつかの情報源によって提供されています。

しかし、TomTom のデータはクラウド ソースであるため、TomTom が使用するデータを増やすことで、Apple が POI データを修正するのに役立つ可能性があります。

報道によると、Appleは「外部のマッピング技術専門家からのアドバイスも求めている」という。

9月にお伝えしたように、「Appleマップを悩ませている問題は数学やアルゴリズムではなく、データの品質です」とTeleMapicsは述べています。

TeleMapicsはサードパーティのデータサプライヤーを非難する一方で、Appleもこのデータが不十分であることを認識していなかったと非難している。TeleMapicsのブログには、「Appleがアプリケーション開発のために集めた企業は、全体としてCグレードのサプライヤーに相当します」と記されている。

ブログの著者は、Appleが使用したデータには「AcxiomとLocaleze(Neustarの一部門)の事業所リストデータにYelpのレビューを補足したもの」が含まれていたと説明した。

その報告書では、トムトムは問題の原因として責められていない。「トムトムから提供されているデータとルーティング機能は、最高のものではないが、それが問題の原因ではないのではないかと思う」

TomTomは今年6月にAppleに地図情報を提供する契約を締結し、Apple Mapsに対する騒動に対し迅速に自己弁護を行いました。Business Insiderによると、TomTomはプレスリリースで、自社の地図データはAppleの地図ソフトウェアの「基盤」を提供するに過ぎず、Appleは「ユーザーエクスペリエンスを決定づける独自のアプリケーションを開発している」と主張しました。

報道によると、キュー社は地図ソフトウェアプロジェクトの責任者であるリチャード・ウィリアムソン氏を解雇したという。 

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