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macOS Big Sur: 写真アプリの新機能

写真アプリはMacで最も重要なアプリかもしれません。大切な写真を管理するアプリですから。Mac 911コラムで最も多く質問を受けるアプリでもあります。そのため、新バージョンが開発中の場合は、新機能の有無を確認しておきたいところです。macOS 11 Big Surでは、写真アプリにいくつかの新機能が追加されます。

写真6の新機能を見てみましょう。

写真編集ツール

写真の色を微調整する際に、「写真」アプリで自然な彩度調整ができるようになりました。これは「調整ツール」の「カラー」にあります。また、Appleは「高度な機械学習」を活用してレタッチツールを調整し、シミの除去に優れた効果を発揮するようにしました。

ビッグサーの写真の鮮やかさ IDG

「カラー」の下に新しい「鮮やかさ」調整機能があります。

ビデオ編集ツール

以前のバージョンの「写真」では、ビデオをインポートすることはできましたが、再生することしかできませんでした。しかし、Appleは編集ツールを提供しています。写真編集と同じツールで、フィルターの適用、トリミング、ビデオの長さの調整なども行えます。

ビッグサーの写真とビデオ編集 IDG

新しい動画編集ツールは、基本的な編集を行うのに最適です。複数のクリップを繋げたり、タイトルを追加したりするなど、より高度な編集を行いたい場合は、iMovieなどの動画編集ソフトをご利用ください。

キャプション

写真や動画を閲覧しているときに、各アイテムの下にファイル名が表示されるようになりました。このラベルは必要に応じて編集できます。名前をクリックするとハイライト表示されるので、必要な情報を入力できます。また、アイテムの情報を取得することもできます(アイテムを右クリックして「情報を見る」を選択するか、アイテムを選択してアプリ上部の「情報」ボタンをクリックするか、アイテムを選択してCommand+Iキーを押します)。その後、表示されるウィンドウの「キャプションを追加」セクションにキャプションを入力してください。

ビッグサーの写真のキャプション IDG

キャプションを追加すると、写真に詳しい背景情報が伝わります。

思い出

Appleによると、メモリーズセクションは「より関連性の高い写真とビデオのセレクション」を含むように改良されたとのことです。また、音楽トラックも増え、メモリームービーにはビデオの手ぶれ補正機能が強化されました。