Finder がもっとブラウザ風だったらいいのにと思ったことはありませんか? あるいは、隠しフォルダの中身を素早くナビゲートしたり、アプリケーションのバンドル内のファイルをブラウズしたりしたいと思ったことはありませんか? あるいは、Web ブラウザを長時間使っているので、Finder の操作に Web ブラウザを使えたらいいのにと思ったことはありませんか? OmniWeb、Firefox、Camino をお使いの方なら、それができます。(Safari をお使いの方は申し訳ありませんが、このヒントはご利用いただけません。)
	これら3つのブラウザでローカルファイルやフォルダを参照するには、URLバーにアクセスしたいフォルダのパス	file:///	(先頭にスラッシュ3つ)を入力するだけです。例えば、ピクチャフォルダを参照するには、入力して	file:///Users/robg/Pictures	Returnキーを押します。Caminoを使用すると、ブラウザウィンドウには次のように表示されます。	

もちろん、OmniWeb と Firefox でも同じような見た目になります。ご覧の通り、すべてがクリック可能なリンクになっています。フォルダをクリックすると、そのフォルダ内を移動できます。画像(またはブラウザで処理可能なその他のファイル形式)をクリックすると、そのファイルが表示されます。ブラウザで処理できないファイル形式をクリックすると、ダウンロードするかどうかを尋ねられます。
	このテクニックがSafariでは機能しない理由は、Safariがすべての	file://	リクエストをFinderに送信するためです。そのため、リクエストされたフォルダはブラウザウィンドウではなく、Finderに表示されます。	
	アプリケーションのバンドルファイルを閲覧したいですか?	file:///Applications/iPhoto.app例えば「 」と入力し、「Contents」→「Resources」までクリックしてください。「 」のように通常は隠しフォルダを参照したいですか	/etc	?「 」と入力するだけで	file:///etc	、すぐにアクセスできます。	
確かに、Finderはブラウザよりも優れたFinderを作ることができます。ほとんどの場合、ブラウザを愛用している人や、ファイル閲覧時に「戻る」と「進む」ボタンが欲しい人、あるいは単に他とは違うものが好きな人にとっては、このヒントが役立つかもしれません。