グリーンライト対アップル訴訟を担当するニューヨークの判事は、グリーンライトのデイビッド・アインホーン氏がアップルに対する訴訟で勝訴するだろうと示唆した。
ニューヨーク・ポスト紙によると、リチャード・サリバン判事は「グリーンライトが勝つ可能性が高いと思う」と述べた。
サリバン氏は、2月27日のアップルの株主総会前に判決を下す予定であることを確認した。
しかし、アップルの年次株主総会で投票が行われた場合、アインホーン氏のグリーンライト・キャピタル・ヘッジファンドが回復不能な損害を受けるかどうかについては、判事がまだ判断を下す必要がある。

グリーンライトの弁護士ミッチェル・ハーレー氏は、グリーンライトは「自社の利益に反する投票を強いられるため、直ちに取り返しのつかない損害を被ることになる」と述べた。
ブルームバーグの報道によると、アップルの弁護士ジョージ・ライリー氏は、グリーンライトが損害を受けるとは思わないと述べた。
その報道では、サリバン判事がグリーンライト社の弁護士にこう語ったと伝えられている。「ライリー氏は、裁判所が何もする必要がないシナリオを提案したようだが、あなたはそれに反論していない。」
アインホーン氏は、アップルが株主に対し、同社が投資家にさらなる資金を還元することを不可能にする可能性があると考える措置に投票するよう求める試みは、投資家に「実際かつ差し迫った損害」を与えることになると主張した。
同氏は、アップルが2月27日の年次株主総会で優先株を制限する措置と他の2つの議案を組み合わせて投票することで、米証券取引委員会の法律に違反していると主張している。
昨日お伝えしたように、アインホーン氏は2012年第4四半期にアップルのコールオプションを1億4,600万ドル取得した。つまり、同氏はアップル株を7億4,600万ドル保有しており、アップル株は同氏のファンドの総額の11%以上を占めることになる。
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